乳がん術後回復のためのクラスです。 ヨガは意識的に自分の体と心を見つめ、ゆったりとしたポーズと呼吸により身心を深くリラックスさせ、自然治癒力を高めます。 無理のない動きで流れの良い開かれた心と体を作り、術後の回復と健やかな生活を目指します。治療中の方も体力に自信のない方も無理なく参加していただけます。
乳がんリハビリヨガは、免疫機能を活性化させ生活の質を改善したり、治療後の不安感、睡眠障害、ストレスなどを軽減する効果が 認められています。治療の副作用にともなう更年期障害の症状緩和などにも良い影響を与えると言われており、「統合補完医療」として 実用化が始まっています。
ヨガで体の末端からほぐして、動けるところは良く動かす事はとても大切で、術後の回復に役立ちます。ゆったりとした呼吸も心を安定 させてくれます。 治療の悩みや不安を同じ体験をされた皆さんと一緒に安心できる場所で分かち合い、笑顔をたくさん増やし、私達ひとりひとりが持っている 生命力を輝かせてゆきましょう。 ご参加お待ちしております。
クリエイティブスペース イルコでは心と体を豊かにする空間を提供しています。
イルコとはイタリア語の IL COLORE 色 に語源を持つ 色彩をテーマにしたスペースです。
・ヨガと色彩
ヨガでは体の中のエネルギーのコントロールセンターのような場所をチャクラと言います。
チャクラは生命エネルギーの中枢で、それぞれに象徴する色彩「赤、オレンジ、黄、緑、水色、藍、紫」があります。7つのチャクラを整え、心と体を調和して行きます。
・染色と色彩
イルコが打ち出す色彩は、天然染料、ハーブを中心にして染色されたナチュラルな色彩です。
目にも心にもやさしい自然の色彩をおとどけします。
クリエイティブな力でより豊かな人生を目指しております。
ヨガインストラクター 村田みほ子(クリエイティブスペースイルコ代表)
2005年3月に、左乳房全摘手術を受けました。
突然の病気の宣告、手術、化学療法と、まったく予期せぬ大変な状況が続きましたが、そのことが自分自身と向き合う良い機会にもなりました。すでにヨガは長くやっていて、指導も始めていましたので、体に対する知識はいくらか持っていました。
「私の体を守るのは私自身」と強く思い、ヨガの動き、呼吸、心の持ち方など毎日の生活の中で実践し、呼吸と体をつなぐヨガの素晴らしさを実感しました。体の末端からほぐして、動けるところはよく動かすことはとても大切で、術後の回復に役立ちます。ゆったりとした呼吸も心を安定させてくれました。
自分の体に感謝し、「体の力」を信じ実感する日々を過ごせました。
「生きる」ということは「活かす」ということ。
自分の体験が人々の中で役立てていければ、とてもうれしく思います。
これからも今できることをし続けていきたいと思います。
【プロフィール】
1988年よりハタヨガ、ラージャヨガ、マントラヨガを学ぶ。 クリエイティブスペース イルコ代表 染色家、ヨガインストラクター
2004年心と体を豊かにする空間の提供を目指し、用賀にてヨガ教室を主宰。ほか、月島エポーレカルチャースクール講師、マタニティクリニックヨガ講師なども務める。
2005年乳がんと診断され、左乳房全摘出手術をする。術後2ヶ月からヨガ指導を再開。
2012年には、乳がんの経験から乳がんリハビリヨガの指導を始める。現在は中高年の方々を対象にしたヨガ、シニアヨガなど、活き活きと生活することを目指し、メディカルな視点からさまざまなボディーワークを取り入れながら指導を行っている。
2000年 バウッタヨーガ協会指導者養成コース修了
2008年 国際総合生活ヨガ、龍村式呼吸法、健康ヨガ指導者養成コース修了
2010年 YMCメディカルトレーナーズスクール、ヨガ・インストラクターマスターコース修了
2012年 ルナワークス乳がんリハビリヨガインストラクター養成講座修了
2013年 ルナワークス・シニアヨガ講師養成講座修了